債権回収会社とは

債権回収会社(サービサー)とは

債権回収会社とはサービサーとも呼ばれ、借金（債権）の回収を専門業とする会社の事でいわば「取り立てのプロ集団」です。平成１０年「債権回収業に関する特別措置法」が制定されました。それ以前は弁護士のみに認められていた債権回収業務（取り立て）が株式会社にもできるようになりましたが、債権回収業務を行うには一定の条件のもと法務大臣の認可を受けなければなりません。
認可を受けていない債権回収会社をかたった架空請求などの詐欺もありますので、債権回収会社については法務省のホームページなどで認可を受けた会社かどうか確認する必要があります。
債権回収会社として法務大臣から許可を受ける主な要件は以下のような内容です。

１：資本金５億円以上の株式会社であること
２：取締役に弁護士がいること
３：暴力団等とのかかわりがないこと

債権回収会社は債権を金融機関や保証会社等から買い取り実際に回収した差額や債権回収代行による手数料を収益としています。債権回収業者と聞くと厳しい取り立てや執拗な請求電話などをイメージしてしまいがちですが、取締役が弁護士であることが要件となっているように、法に従った回収業務を行います。債務者の返済・支払いのための提案なども行ってくれます。

もし、債権回収会社から通知が届いたら

住宅ローンの滞納が続きますと、債務者に「期限の利益喪失通知」が届き、ローン残額の全額を一括返済しなくてはならなくなりますが、そもそも支払うことができないので滞納しているわけですから、金融機関は保証会社に代わりに支払うよう求めます。保証会社が債務者の代わりに支払いをしますと、債務がなくなるわけではなく、今度は保証会社への支払い義務が生じます。そしてこの時保証会社から「代位弁済通知書」を受け取ります。保証会社＝債権回収会社であるため債権回収会社は債務者へ一括返済請求をしてきます。その後競売の申し立てがなされるという流れになります。
これらの通知や督促状などの通知が届きご不安になられた方からのご相談を受け付けておりますので0120-052-081までご連絡ください。メールは24時間受け付けております。お電話でのご連絡が難しい場合はご相談フォームにてご相談ください。ご相談内容は秘密厳守です。ご安心ください。

債権回収会社の一覧

※2019年1月17日時点の情報です。

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