成功事例

公開日:2019/10/30更新日:2020/01/30

所有していたマンションに金融機関のほか、税務署からの差押えが入ってしまった。

ご相談内容

経営していた会社が立ち行かなくなり、住宅ローンなどの支払いや税金の支払いが滞っていたため、マンションに金融機関と税務署・市役所からの差押えが入りました。何とか市場価格で売り、少しでも借金を減らしたいと思ったのですが売却した価格では借入金と滞納している税金の一部にしかならないため、売却が難しいと聞きました。何か方法はありませんか。また、マンションの管理費や修繕積立金はどうなりますか?

ご提案内容と解決方法

任意売却をお勧めしました。金融機関・サービサー・税務署・マンションの管理組合と弊社で時にはご相談者様と同行させていただき何度も話し合いや打ち合わせをさせていただいた結果、市場価格での売却をすることができました。任意売却のうち、税務署や地方公共団体の差押えの入った不動産の任意売却は通常の債権者の同意や承諾が必要な売却になることに加え、債務者であるご相談者様のご協力が不可欠な取引となります。不誠実な対応をする債務者に対しては差押えの取り下げに同意しないことがあるからです。

その後の生活

借金は残りましたが、月々の返済額を可能な限り下げてもらい、支払いをしながらでも生活ができるようになりました。

ご感想

任意売却という方法で売却をし、競売にならずに済みました。少しでも多くご迷惑をお掛けした方に返済ができ、気持ちがとても楽になりました。

担当者の一言

大変まじめな方でしたので、滞納した税金や会社の借金などでご迷惑をかけた方々にできる限り多く返済できる手立てはないのかと模索されている中での任意売却でした。ご相談者さまのご協力がなければ売却は難しい案件でした。

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